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以前から気になっていた“松代まち歩きセンター”を見学した [マチヅクリ]

松代まち歩きセンターを訪ねてきました。

松代を訪ね歩く観光客向け情報センター兼地元市民の交流センターという位置づけで
まちづくりの拠点としてオープンしたというこのセンターは気になる存在として
以前から訪れてみたい場所だったのですが、昨日北信に用事ができたついでに
念願(?)叶って訪問させていただいた次第。

2011.2.20.松代まち歩きセンター1.JPG
市街地の空き店舗(見世蔵と思われ)を改装して開設されているセンターは
観光スポットが偏っている市街西寄りエリアからは少し離れた、
どちらかといえば松代市民の日常生活の場という市街中心こころもち東寄りというポジション。
そのポジショニングが、観光だけでなく市民主体のまちづくりセンターだということを
明確に意思表示しているかのようで。

もちろん観光案内もその重要な役割のひとつなわけで
内部には観光案内の各種パンフレットもたくさん用意されていて。
2011.2.20.松代まち歩きセンター3.JPG
無料のチラシ系も充実した内容なのだけれど、個人的に目を引いたのは、
“遊学城下町「信州松代」まち歩きガイドブック”。
2011.2.20.松代まち歩きセンター4.JPG
まち歩きセンターを運営しているNPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会が発行した
まちなか散策の充実したガイド本で、一冊1000円也。
こと松代案内に限っては、そこいらの観光ガイド本に比べて格段に充実した内容。

私たちのNPOでもふるさとウォッチングの実績をまとめあげた
ふるさとウォッチングガイドマップの第一集を制作したけれど、
この松代の本にはいい刺激を受けますね。

あともうひとつ、松代城下古地図集というものも一冊100円で販売していて
これは数種類ある江戸期の古地図を大判両面にひとまとめして紹介しているもの。
2011.2.20.松代まち歩きセンター5.JPG
城下町ならではの企画で、古地図フリークとしては羨ましく感じた次第。
我らが保高宿にも古地図はあるのだけれど、こういうの作れないものかなぁと思ったりして。

で、肝心のまち歩きセンターについてですが、外野の人間からすれば
充実した活動状況だなという印象ですが、話を伺ったスタッフの方からは
若手の人材不足に関する話や行政の動きに対する不満など聞かされ、
抱える悩みはどこも一緒なんだなあと思えたり。

それでも各地からまちづくりに関する視察研修を受け入れたり、
件のガイド本より遡ること数年前に既に同類の松代ガイド本を発刊している実績など
市民主体のまちづくり活動先進地としてのまち歩きセンターと
その運営母体のNPO法人の諸活動は参考になる点が多く、
また機会を改めてじっくり訪問したいという印象でした。
(今回は時間がなくてゆっくり話も伺えなかったので。)
2011.2.20.松代まち歩きセンター2.JPG

松代まち歩きセンターの公式ブログ
↓ ↓
http://matiaruki.naganoblog.jp/

NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会
↓ ↓
http://yume-matusiro.blogdekoken.jp/
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あづみ野環境塾ネットワーク交流会に参加した [マチヅクリ]

しばらく暖かな日が続いたかと思うと、今日は朝から雪降りで。
暖冬とか温暖化といいながらも、安曇野の3月はまだこんな感じです。

2010.03.07朝.JPG

今日は午前から“あづみ野環境塾 ネットワーク交流会”がありまして。
これは“安曇野環境市民ネットワーク”が安曇野市と共催するイベントですが、
このネットワークは環境活動に取り組む団体・個人が情報交換や交流を目的に
昨秋に立ち上がった集まりで、今回は初の本格イベントでした。

まあイベントと言っても今回はお互いの活動内容を発表し紹介する程度で、
加盟30数団体のうち発表があったのは10団体だけなのですが、
横の繋がりを太いパイプに仕上げていくという点において、
今回のイベントはそのきっかけとして意義があったのではなかろうかと。

環境関連に限らず、安曇野市には数多くの市民活動団体があるわけですが、
それらがひとまとまりになって力を発揮する機会が殆どありません。
個々の活動内容に優れたものがあっても局地的な成果に留まっていることが多く、
効果的に活動の輪を広めていくためのネットワークが望まれるところであるのは
自然な成り行きであろうかと思います。

環境といってもここでは非常に広義の環境を捉えているので
ネットワークに集う団体はじつに多種多様。
各団体から参加している個人レベルでは“なんでもあり”の精神に近くて、
ユニークな集いに発展してゆきそうです。
もっとも、ネットワークの発足にあたってはイベント開催動員のためだけの組織に
なることを危惧する声もあったりで、産声を上げたばかりの集まりとしては
前途洋々というわけでもないのですけれどもね。

ネットワーク交流会.jpg
発表風景、携帯で撮ったので暗いです。。。
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ギャラリー山麓線 [マチヅクリ]

昨日は我が家の来客×2名と安曇野の晩秋を堪能。
短い時間のなかで山麓線沿いのギャラリーなどを駆け巡りました。

「安曇野って本当にステキなところだよねぇ」と呟く客人の言葉に
「こんなところに一度は住んでみたいよねえ」と冗談めかして応える自分。

ご存知のとおり……
穂高の山麓線には幾多の個性溢れるギャラリー・専門ショップ・飲食店などが点在します。
(もちろん、温泉旅館をはじめとする宿泊施設も数多くあるわけで。)

山麓線1.jpg

幹線道路としての山麓線と、そこから幾筋ものびる小路の脇に佇むギャラリーや専門店。
それはまるでメイン通路から枝分かれした廊下づたいに展示室が存在する、
山麓線という名のひとつの巨大なギャラリーのなかにいるかのよう。

山麓線4.jpg

ギャラリーや専門店などは本来それぞれに独特の世界を持ってはいるけれど、
山麓沿線ではそれぞれの施設の館内で感じられる雰囲気と建物外の空気との繋がりが
程よい感覚で保たれているように思われて、だから内側で感じた心地よさが
建物の外に出てからも保たれたままで居られるような気がして。

山麓線3.jpg

以前、この山麓エリアでは古参の部類になるギャラリーの館長さんが
山麓線もここ数年で急激に雰囲気が変わってしまった、と呟かれたことがあった。
先日提出された景観計画素案でも、山麓線一帯の景観のあり方が問われている。
建物の形態や色の規制とか、テクニカルな面の提案がなされてはいるけれど、
そうした施策の裏付けとなる山麓沿線の本来持っている空気をどう捉えるかが何より大切。
建物の外観も含めたそれぞれの施設の持つ個性とエリア全体が醸し出す空気の繋がり。

ギャラリー山麓線はこれから先も心地よい空気を醸成し続けられるだろうか。
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穂高であめ市&スプーンアート [マチヅクリ]

2月7日~8日、穂高地区にて飴市が催されます。
それに合わせる形で、8日(日曜日)に市内在住作家の製作した
アート作品の展示とアートラリーが実施されることになっています。

作品は豊科の造形作家、松原弘己氏のスプーンアート。
穂高地区の穂高駅前通りと旧国道沿いの商店を中心に、
約20箇所に同氏の作品を展示します。

高松建築工房も今回の企画主旨に賛同し、
スプーンアート作品の展示会場のひとつとして協力しています。

飴市は上記二日間ですが、各所での作品展示は今月28日までの予定で、
それまでの間にも各種イベントが開催されることになっているようです。

オープニングイベントが8日の午前十時から、
八十二銀行穂高支店北側にある駐車場で行われ、
地元子供たちの太鼓演奏などのほか、ぬかくどで炊いたご飯の
無料提供なども予定されています。
ちなみにこのぬかくどご飯は今回もウチのNPOが担当することに。

普段は車の往来が多い同地区のメインストリートですが、
ゆっくり歩いて街歩きを楽しむといった機会の少ないのが実際ではないかと。
こうしたイベントをきっかけに街歩きの楽しみが少しずつ増えて、
地域の元気が出てくればいいかなって思います。
スプーンアート.JPG
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