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ギャラリー山麓線 [マチヅクリ]

昨日は我が家の来客×2名と安曇野の晩秋を堪能。
短い時間のなかで山麓線沿いのギャラリーなどを駆け巡りました。

「安曇野って本当にステキなところだよねぇ」と呟く客人の言葉に
「こんなところに一度は住んでみたいよねえ」と冗談めかして応える自分。

ご存知のとおり……
穂高の山麓線には幾多の個性溢れるギャラリー・専門ショップ・飲食店などが点在します。
(もちろん、温泉旅館をはじめとする宿泊施設も数多くあるわけで。)

山麓線1.jpg

幹線道路としての山麓線と、そこから幾筋ものびる小路の脇に佇むギャラリーや専門店。
それはまるでメイン通路から枝分かれした廊下づたいに展示室が存在する、
山麓線という名のひとつの巨大なギャラリーのなかにいるかのよう。

山麓線4.jpg

ギャラリーや専門店などは本来それぞれに独特の世界を持ってはいるけれど、
山麓沿線ではそれぞれの施設の館内で感じられる雰囲気と建物外の空気との繋がりが
程よい感覚で保たれているように思われて、だから内側で感じた心地よさが
建物の外に出てからも保たれたままで居られるような気がして。

山麓線3.jpg

以前、この山麓エリアでは古参の部類になるギャラリーの館長さんが
山麓線もここ数年で急激に雰囲気が変わってしまった、と呟かれたことがあった。
先日提出された景観計画素案でも、山麓線一帯の景観のあり方が問われている。
建物の形態や色の規制とか、テクニカルな面の提案がなされてはいるけれど、
そうした施策の裏付けとなる山麓沿線の本来持っている空気をどう捉えるかが何より大切。
建物の外観も含めたそれぞれの施設の持つ個性とエリア全体が醸し出す空気の繋がり。

ギャラリー山麓線はこれから先も心地よい空気を醸成し続けられるだろうか。
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