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注連縄作り [地域のこと]

この週末、注連縄作りにいそしんでおりました。

注連縄作りというと、ふつうは年末の風物詩のような印象もあるのですが、
神社の例大祭前に境内の注連縄を新調するという場合もあるわけで、
この土日をかけて行ったのはまさにそれということで、
有明山神社の4月に控える例大祭にむけての作業でした。

安曇野市の、大字が穂高有明とされる地域はかつての有明村だったところ。
この有明村は明治期に誕生した村ですが、
それまでは地域にいくつもの小さな村が存在していました。
それが現在安曇野氏に存在する区(集落単位の自治組織)の原型で、
有明山神社はこうした有明村だった地域にある複数の区によって
運営されている神社ということになっています。

各集落ごとには鎮守の森があり、産土神が存在するわけですが、
有明山神社はそれとは別に有明の住人全体にとっての神様ということになります。
神社に関する詳細はまたおいおい取り上げるとしますが、新年度から自分が
この有明山神社の崇敬者総代を勤めることになり、その次の年度で
自分たちの区が祭りの年番を担当することになっているため、
今年の年番区である豊里区にお邪魔して作業を手伝いかたがた
見学させてもらったという次第です。

注連縄作りそのものがまったく初体験だったことからとても新鮮な光景でしたが、
神社の鳥居や拝殿などにしめられる注連縄は相応の大きさなため、
使用される藁の量もけっこうなものです。
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初日は数ヶ月寝かせておいた藁を足踏み脱穀機にかけて少量ずつに束ね、
水に浸して一晩そのままに。

2日目は大勢の人が参加して本格的に注連縄とゴボウ作り。
けっこう力の要る作業で大変です。
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晴れていれば屋外の広々とした場所でできるのですが、
この日は雨模様のため公民館の広間にて。
自分も少し作業を体験させてもらいましたが、理屈はさほど難しくないとはいえ
きれいに仕上げようとするとなかなか簡単には行かないですね。

この日曜日には自分の区の総会もあったりとか、新総代としてバタバタした週末でした。
4月から本格的に総代の仕事が始まります。
有明山神社に限らずここ数年は各地の神社と付き合いが濃くなっているので
こうした仕事自体は割りと楽しんでやれているつもりなのですが、
総代という立場で行事を仕切るのは正直言うとちょっとばかし苦手。
まあ、なるようにしかならないので、やりきるしかないですけどね。

有明山神社についてはそういうわけで、今後もしばしネタに登場することになると思います。
たいして中身のない話ばかりかと思いますが。
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