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平成26年の穂高あめ市 [イベント]

2月の第一日曜日は恒例、穂高のあめ市開催日。
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一年でいちばん寒い時期でもあり、毎年うんとこさ寒いイメージがあるのですが、
今日は未明から雪じゃなくて雨もしとしと降り続いたり、気温もすっごく高くて、
真冬の安曇野なのに日向にいればフリースだけでも過ごせるほどの陽気でした。

そんななかで開催されたあめ市ですが、
天候の影響もあってか、客足も鈍い印象。

イベント内容がマンネリ化しているという点も拭えない事実かと思われ。
消防団のラッパ吹奏。
縁起ダルマの販売。
つき立て餅&あったか汁の振る舞い。
子供たちの和太鼓&地元中学校吹奏楽部の演奏。
まちなかウォークラリー。
景品付き福あめ投げ。
などなど。

みんなそれぞれの持ち場で一生懸命に頑張っているはずなのですが、
やはり前年の実績を踏襲するところから始まっている現状では
限界があるというか、ジリ貧になってきている祭りの浮上のきっかけは
掴めないのかなという気がしています。

あめ市の由来を辿れば戦国時代の謙信から信玄に対する
「敵に塩を送る」の故事(伝説)から「塩市」が始まり、
のちに転じてこれが「あめ市」になったということになるのですが、
関西出身の自分にとっては「えべっさん」と似たような意味合いなのかなと
勝手に思ったりもしております。
神輿を担いだ健壮団という青年団がお店や民家を巡って
商売繁盛などを願ったりしていますし。

スタッフの一人が今日呟いていました。
「ご破算で願いましては、、、というところから仕切りなおさないと」と。

そういうことなのかもしれないですね。

かつてのあめ市は、相当な人出で大賑わいだった。
でも今は商店の数も激減し、町全体の活力が失われてしまっている。
町の姿が変化しているのにイベントの形式だけがずっと同じように
踏襲され続けているのはやはり無理を感じずにはいられないです。

今は他の行事などとも絡みがあったりするため準備期間がすごく短いので、
一年計画でしっかり準備を整える必要だってあるかと思います。
それぞれ仕事を抱えているなかで大変だとも思いますが。。。

毎年あめ市を楽しみにしてくれている人たちもいるわけで、
マイナートラブルなどすぐに改善できる点は修整を加えていくとして、
まちづくり全体のなかでの「あめ市」の位置づけをもう一度検証しなおして
方向性や企画を考え直して行かないといけないですね。

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