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「おひさま」の放送がはじまります [おひさま]

NHK朝の連続テレビ小説。
2011年春スタートの新番組「おひさま」は安曇野・松本が物語の舞台。
いよいよ明日4月4日から放送開始です。

最近では珍しく時代設定が朝の連ドラではかつて定番中の定番だった太平洋戦争前後。
そして主演のヒロインに最近ありがちな無名新人でなく井上真央を起用してきたあたり、
けっこう注目度の高い物語になっている・・・と、勝手に思い込んでみたりしていたのですが、
震災発生後は放送開始が一週間延期になったり、被災地の実情を鑑みてPR活動の
自粛傾向がみられたり、いよいよという実感の薄れているのが本音だったりしています。

願わくばドラマが被災地の人たちを含めた日本中の人に元気を与えてくれるような、
そんな内容であってほしいと思う今日この頃。

地元では放送の製作発表があった昨夏以降、これを千載一遇のチャンスと捉えて
安曇野観光の起爆剤にしようという動きがあるような、ないような・・・って感じの流れでしたが、
それも震災の影響もあって思うようなPR活動がしづらい時世となってしまいまして。

とはいえ、こんなご時世だからこそ
安曇野は安曇野らしく普段どおりの生活を続けることがなにより肝要。
そして安曇野らしくということには観光産業の盛り上がりもまた欠かせない要素
といえなくもないわけで。

で、今年の観光シーンが安曇野だけでなく全国各地で厳しい情勢に見舞われている中、
朝ドラ関連ネタで少し前の市民タイムスに載っていた気になる記事・・・。

安曇野市は新年度の観光予算で「おひさま」関連事業を積極的に計上。その予算編成内容から市の「おひさま」に対する期待度の高さが伺えるのだが、同時に市長がそのコメントで長期的な視点にたった具体的な観光ビジョンに言及しておらず、長期的視点を欠いたまま“おひさまシフト”を敷く市の姿勢を不安視する市民の声がある・・・。
以上、記事内容抜粋。

いやはや、そこに書かれた市民の声って自分もまったく同感なんですが。
「おひさま」放送による特需を活かそうというのはもちろん結構なことと思うのですが、
近年伸び悩みというかジリ貧といって差し支えない安曇野観光の状況を考えると
本当に求められるのは5年先10年先、あるいはそれ以上先々を見据えた
長期的な視点と地道な活動。当然予算編成も短期事業よりも
長期的視点にたった活動にウェイトを置くべきかと思うのですが。

「おひさま」はあくまできっかけと捉えて事にかかるべきでしょうが、それがなかなか。。。

とにもかくにも、明日から始まる本放送が楽しみです。
「おひさま」関連ネタはまた折に触れてエントリーさせていただきます。

今日の写真は市内でロケ撮影された際の屋外セットの様子です。
2011.4.3.おひさまセット.JPG
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