土地利用の新ルールと景観計画がスタートしてますよ in 安曇野 [景観と景観計画]
平成17年の5町村合併によって誕生した安曇野市。
そのなかで最重要課題のひとつだった土地利用ルールの統一制度策定がなされ、
いよいよ本年4月1日(つまり昨日)から新ルールが運用されることになりました。
さっくりいえば法制度たる線引き制度によらず、
基本的に市の自主条例によって規制運用していくことになりますが、
旧豊科町といった一部で運用されていた従前の線引き制度は当面そのままで
条例運用の状況をみながら線引きを解消していくという変則ギア状態で
走り始めた格好となっています。
詳しい内容は以下にリンクした市の公式HPをご覧頂ければと思いますが、
基本的な区域をおおまかに6つに分類してそれぞれの地域によりふさわしい
土地利用を促すスタイルになっています。
なかでも“ティピカルな安曇野”としての田園環境区域などでは
近年ずっと続いている小規模分譲宅地開発などにこれまで以上の
明確なルール付けがなされています。(実質的には規制強化)
有り体に言って不動産業界(の一部企業)を筆頭に新ルールに批判的な声も少なくないのですが、
将来にとって大切な水田をはじめとする農地保全を大義とした
既存集落への開発の集約と誘導ということで、建前としては決して開発NOではないので
その辺で上手に制度を活用していくしかないだろうと思うのですが、はてさて。
で、土地利用基本計画と平行して運用を開始したのが、景観計画。
景観を売り物にしてきた地域のわりにここまでこぎつけるのにずいぶん時間がかかりましたが、
とにもかくにも出来上がった景観計画をもとに新たな安曇野の景観形成を考え、
住んでみて楽しい、訪れてまた来たくなる、そんなまちづくりを進めて行きたいと思います。
土地利用の市民検討委員会から景観計画策定委員会までに携わったひとりとして、
ふたつの計画が運用を開始したことで改めて気持ちが引き締まる思いです。
安曇野市HP
「土地利用について」
「景観に関する手続きについて」
そのなかで最重要課題のひとつだった土地利用ルールの統一制度策定がなされ、
いよいよ本年4月1日(つまり昨日)から新ルールが運用されることになりました。
さっくりいえば法制度たる線引き制度によらず、
基本的に市の自主条例によって規制運用していくことになりますが、
旧豊科町といった一部で運用されていた従前の線引き制度は当面そのままで
条例運用の状況をみながら線引きを解消していくという変則ギア状態で
走り始めた格好となっています。
詳しい内容は以下にリンクした市の公式HPをご覧頂ければと思いますが、
基本的な区域をおおまかに6つに分類してそれぞれの地域によりふさわしい
土地利用を促すスタイルになっています。
なかでも“ティピカルな安曇野”としての田園環境区域などでは
近年ずっと続いている小規模分譲宅地開発などにこれまで以上の
明確なルール付けがなされています。(実質的には規制強化)
有り体に言って不動産業界(の一部企業)を筆頭に新ルールに批判的な声も少なくないのですが、
将来にとって大切な水田をはじめとする農地保全を大義とした
既存集落への開発の集約と誘導ということで、建前としては決して開発NOではないので
その辺で上手に制度を活用していくしかないだろうと思うのですが、はてさて。
で、土地利用基本計画と平行して運用を開始したのが、景観計画。
景観を売り物にしてきた地域のわりにここまでこぎつけるのにずいぶん時間がかかりましたが、
とにもかくにも出来上がった景観計画をもとに新たな安曇野の景観形成を考え、
住んでみて楽しい、訪れてまた来たくなる、そんなまちづくりを進めて行きたいと思います。
土地利用の市民検討委員会から景観計画策定委員会までに携わったひとりとして、
ふたつの計画が運用を開始したことで改めて気持ちが引き締まる思いです。
安曇野市HP
「土地利用について」
「景観に関する手続きについて」
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