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第8回ふるさとウォッチングin安曇野、でした [ふるさとづくり応援団]

幾つかの天気予報ウェブサイトによる週間天気予報を数日前からチェック。
表示される微妙な相違に一喜一憂しつつ、それでも本番日の今朝、
起きてすぐ眺めた空の様子にホッとした気持ちになって。

今回のふるさとウォッチングの会場は穂高の街なか。
田園地帯を巡ることの多かった過去のウォッチングに比べると、やや異色な感じ。

穂高神社が起点で、まずは参加者全員で拝殿にあがり、御祓いを受けまして。
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宮司さんの神社にまつわるお話を伺い、なんとなく伊勢神宮に詣でてみたくなったり。

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普段はなかなかこの角度と距離で神殿を拝むことはできません。

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境内の文化財を見て回り。

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穂高駅とか市街地街路の移り変わりを探索したり。

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昨年、国の登録有形文化財となった碌山美術館の生い立ちをガイドして。

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旧道エリアは土蔵の宝庫。

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かつては保高宿の北入口にあたる枡形があった場所を古地図のフリップで解説。

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今は無き旧常盤橋は明科駅経由の行商人にとって穂高町の玄関口。

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市街を探訪したあとはふたたび穂高神社へ。

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境内入口の大鳥居には明治時代の大火事の痕が。

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ウォーキングのあとは、恒例のぬかくどおにぎりと温かなお味噌汁。

今回は過去に比べて少し短めの距離設定だったけれども、
ウォッチングポイントの密度が濃いので案内役の立場からは
時間的な不足感が否めなくて。
観光的視点では穂高駅と穂高神社、碌山美術館以外に
ピックアップされるポイントがあまりない普段の保高宿界隈は、
実のところはとても面白い街歩きスポットだったりします。

名を馳せる穂高神社も、境内のあちこちに見所は多いのですが、
それらをカバーしたしっかりしたガイドがないので、正直もったいないなぁっと思えてならず。

田園とアルプスの風景が定番イメージの安曇野穂高にあって、
地域の原点としての保高宿界隈は、もっとクローズアップされてもいいエリアだと思います。
それだけに街並みに疲れた表情が見え隠れしている様子が残念にも感じられるのですが、
街全体の貴重な有形無形の財産を上手に活かして未来に繋げて行けるアイデアと実践が
求められているなあと思える一日でした。
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コメント 2

自遊人

おはようございます
昨日はお疲れさまでした。資料も立派でこのまま観光用にも使えそうです。

古い町並みはある意味合い、どこかで探せばある風景。
昨年末、姫路の街中の古い街道沿いを歩きました。そこは前年の同時期にウォッチングを行ったようでしたが、1年後その面影は全くありませんでした。現在も使われているお宅はなかなか中には入れませんし、通りは車が通るので落ちついて観光というわけにいきません。
紹介立札も通り一遍のものでした。もちろんパンフレットとか見れば良いでしょうが、ぶらっと立ち寄るには向いてません。
ボランティアガイド置くほど、町並目的の観光客は来るでしょうかね?

地元や近隣の市民に持続して関心をもってもらえるか?
普段の買い物等は結局近所で済ませてしまうし、集客の方法が難しいですね。

それにしても、まだまだ穂高も知らない所が多いです。
如何にふだん同じ所ばかり歩いているかですね。

by 自遊人 (2010-03-29 05:58) 

のぶさん

>自遊人さん
コメントありがとうございます。
昨日はおつかれさまでした。

今回は資料作りで現地下見や図書館通いを続けましたが、
調べるほどに出るわ出るわのネタ整理に楽しくなるやら閉口するやら。(苦笑)
穂高のまちなかがどうこうではなく、まちづくりを考えるうえで
地域の歴史を辿るというのは大切なことですし、
まずはなにより自分自身が楽しんでゆければと思います。
by のぶさん (2010-03-29 15:42) 

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