真々部の火の見櫓はとってもスリムなモデル体型

国道147号線沿い、真々部公民館のすぐ傍に立つ火の見櫓。
道路は直線で周囲に高い建物はない見通しの良い場所なので、
車で走らせていてもかなり遠くから気づくことができる櫓。

脚柱の絞りはさほどでもないけれども、足元の広がりもさほどではないため
かなり細めのスラッとしたモデル並みスタイルといえるかも。

背丈がそこそこあるわりには踊り場もなく見張り台まで梯子がストレート。
消防団員でも上り下りはけっこう緊張するのでは？

スタイルがよくてｽﾋﾟｰｶｰも付属していないのは好印象なのだけれども、
惜しいのは避雷針が根元から(折れて？）倒れかけてしまっていること。
きっと消防団ほか地元の人も気づいているだろうけれども、
屋根の上側で簡単に直せない場所ということで、
そのまま放置されているのだろうと思われ。
加えて、赤錆が全体に出てしまっているのが、ちょっと残念です。

あと、細かいことですが、
豊科（とくに南部の高家地区）で目に付くことですが、
「火の用心」の大きな看板が足元に立てかけられていて。

コンパネに描かれたバージョンは、飯田公民館脇の火の見櫓にもありました。
やはり地域でなにかしらの約束事があるような気がしてなりません。