松川村大北第二米穀倉庫が登録有形文化財に [マチヅクリ]
以前、このブログでも取り上げた松川村の穀倉保存活用についての話。
「松川村で大北農協第二倉庫を見学してみた」(6月20日)
「松川村大北第二米穀倉庫の内部見学をしてきた」(7月21日)
どうやら国の登録有形文化財に登録されることになりそうです。
松川村内で登録有形文化財となる建築物は初めてのことだそうで、
「農業を基盤とする村を象徴する建物。保存に向けて努力したい」(村長談)と、
今後の成り行きが注目されるところです。
有形文化財の登録は“指定”とは異なり緩やかな制度なので
活用方法はいろいろと考えることが可能なのですが、
その肝心の活用法についてはまだまだこれから議論が必要なところ。
以前にも書いたとおり、村行政としての具体的なビジョンはまだ構築されておらず、
住民側も活用の機運はこれまで決して大きいものではない印象でした。
ただ、今回の文化財登録のニュースがひとつの大きな契機となって
蔵の保全活用に対する村内の動きが活発化していくことでしょうし、
そうなってもらわないと本当に宝の持ち腐れになってしまいます。
耐震問題の点から住民が自由に出入りできる状態にはないので、
なにをするにしてもその点を早く解決していく必要もあるでしょうね。
とにかく、「壊してしまったら二度と戻らない」という事態は、まずは避けられそうです。
本当に大変なのはこれからですが、住民が楽しく集える拠点に育てて行きたいですね。
(現在は民俗資料倉庫のような状態)
(小屋組はシンプルにしっかりしています)
「松川村で大北農協第二倉庫を見学してみた」(6月20日)
「松川村大北第二米穀倉庫の内部見学をしてきた」(7月21日)
どうやら国の登録有形文化財に登録されることになりそうです。
松川村内で登録有形文化財となる建築物は初めてのことだそうで、
「農業を基盤とする村を象徴する建物。保存に向けて努力したい」(村長談)と、
今後の成り行きが注目されるところです。
有形文化財の登録は“指定”とは異なり緩やかな制度なので
活用方法はいろいろと考えることが可能なのですが、
その肝心の活用法についてはまだまだこれから議論が必要なところ。
以前にも書いたとおり、村行政としての具体的なビジョンはまだ構築されておらず、
住民側も活用の機運はこれまで決して大きいものではない印象でした。
ただ、今回の文化財登録のニュースがひとつの大きな契機となって
蔵の保全活用に対する村内の動きが活発化していくことでしょうし、
そうなってもらわないと本当に宝の持ち腐れになってしまいます。
耐震問題の点から住民が自由に出入りできる状態にはないので、
なにをするにしてもその点を早く解決していく必要もあるでしょうね。
とにかく、「壊してしまったら二度と戻らない」という事態は、まずは避けられそうです。
本当に大変なのはこれからですが、住民が楽しく集える拠点に育てて行きたいですね。
(現在は民俗資料倉庫のような状態)
(小屋組はシンプルにしっかりしています)
こんにちは
せっかく登録されるのなら活用しないといけませんね。
松川村は北アルプスの眺望はいまいちで、屋敷林はあまり見かけない気がしますが、田舎らしい雰囲気が残っている場所です。
リゾートビューふるさとも停車するし、ちひろとすずむしだけではもったいないと個人的には思っています。(あづみの公園やラ・カスタもありましたね)
今すぐアイデアは湧きませんが、うまく活用できる方法を考えたいですね。
by 自遊人 (2011-12-10 15:10)
>自遊人さん
こんにちは。
件の穀倉は松川駅徒歩数分の場所で、一般住宅街のなかにあることから、個人的には純然たる観光目的よりまず地域住民の寄り集える拠点という位置づけであったほうが活用効果が現れるのではと考えます。
いづれにしてもそこに暮らす人々がどう捉えるか、ですね。
by のぶさん (2011-12-10 15:42)