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保高宿の七夕まつり [マチヅクリ]

少し前の話になりますが、先週末8月8日土曜日のイベント、
旧保高宿界隈で実施された七夕まつりについて。
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安曇野市の中心地域のひとつ、穂高町のまちなかエリアは
旧糸魚川街道の宿場のひとつ、保高宿があったところで、
このブログでも旧街道関連のネタを多く取り上げてきました。

昭和後半頃までは、街道を中心にまちなかでは七夕飾りが出され、
真夏の癒しの風景のような感じで地域住民や訪れる人を和ませていたそうです。
地域内に暮らす人々が少なくなって高齢者層が多くなり、
いつしか七夕かざりも一斉行事として掲げられることはなくなってしまいました。

そんななか、地域で数少なくなった商店の一部が声を出し、
せっかくの夏の夜を楽しむイベントをしようじゃないか、ということになり、
七夕飾りを久しぶりに復活させることになったのでした。

保高宿の老舗和菓子店「丸山菓子舗」と
旧若松屋で営業する「バザール若松屋」を中心に
音楽イベントを催し、有志に露店での営業をしてもらい、
安曇野まちなかにぎわいプロジェクトのメンバーによる
街道沿いに残る古民家のライトアップとまほらランタンのセッティング、などなど。

来場者には出来れば浴衣や甚平など夏の和装で足を運んでもらうことをアナウンスして、
かつての街道がそうであったように、真夏の夜のまちなかで
そぞろ歩きを楽しみつつ夕涼みをしていただこうという流れになったわけですが。

成果は上々。
つい二週間ほど前に突発的に開催を決めて準備不足で始まったわりには
なかなか楽しくも懐かしい雰囲気に満ちたイベントとなりました。
道祖神や民家のライトアップも雰囲気がよく、
お知らせどおり浴衣姿で来場されたお客さんも何人も居て。

街道を抜ける車問題をどう扱うか、近隣住民や今回とくに参加の形を取らなかった商店に
来年以降どうやって参加してもらおうかなど、初開催としての課題も当然ありましたが、
次回もいっそう充実したかたちでやりましょう、という参加者全員の一致した掛け声で、
前向きな明るい気持ちで来年に向けて動き出せそうです。
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(写真提供:T.Miyazaki氏 special thanks.)
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