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熊の町、安曇野へようこそ!? [日常風景]

先月末頃より安曇野を賑わしているニュース。

「くま、クマ、熊…。」

そう、ツキノワグマが市内の各所に出没し、
連日のようにその情報がニュースとなって飛び交っています。

徐々に収束していくかと事態を見守っていましたが、
収束するどころか目撃情報は途切れず、人的被害も増す一方。

もちろん熊問題は安曇野だけに限らず全県レベルで問題となっており、
数日前にも塩尻市で女性が熊にかまれて大怪我をしたとのことらしく、
長野県の熊被害者数は記録の残る2006年以降で最多を更新した模様です。

毎度おなじみの大町市などでは
今年はすでに40数頭も捕殺されたとかいう話も聞きます。

安曇野でも連日目撃情報が発表されていて、
防災無線で目撃した、遭遇したという話が毎日のように放送され、
駅には「熊注意!」の警告ポスターが貼られて注意喚起されており、
早朝や日没前後は外を出歩く人もなく、
まさに安曇野はゴーストタウンの様相を呈し、、、
と、最後の一行は冗談ですが。

だいたい熊が人里に下りてくるのは山の餌確保が難しいからというのが
おおよそ正解と考えられる推測ではあるのですが、
話によると今年はどんぐりの実が不作らしく、
そのへんが影響しているのかなということ。

また熊が人里で頻繁に目撃されるようになるのは今に始まった話ではなく、
だいたい数年おきにそういう年が訪れる感じでしたが、
今年はとくに異常で、通常よく話の出る山麓エリアだけではなく
穂高駅前だったり小学校だったりといった街中エリアでも頻繁に
目撃されていたりするのが特徴です。

為に、小学校が臨時休校になったり、
街中なのに熊鈴をつけて散歩する人がいたりと、
困った事態が続いています。

まもなく冬も訪れますが、
熊は必ずしも冬眠すると限ったわけではないらしく、
餌さえあれば眠らないで活動続けるものなのだそうです。

決して熊の影に怯えながら生活する必要もないですが、
最近では物陰などに注意を払うのが癖のようになっていて、
いやはや何ともいえないですね。

安曇野市ホームページ熊情報

2014.10.23.1.JPG
(穂高駅に掲示された熊注意のポスター)

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