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三郷中萱の熊野神社例大祭、御船祭り [伝統行事]

毎年8月最終日曜日とその前日は、
安曇野市三郷の中萱地区の産土神である熊野神社の例大祭。

安曇野地方の多くの神社がそうであるように、
同社も例大祭では船をかたどった山車を集落から神社境内まで
曳航する神事が執り行われます。

天候が心配された今年でしたが、
なんとか当日は晴れ間が広がり、暑いくらいの陽気。
8月下旬ですが、秋の始まりを告げる安曇野の風物詩として
地元地区の人だけでなく、市民にも広く知られるイベントですね。

御船曳航は約1時間ほどかけて地区の中心から神社まで。
御船祭りといえば穂高神社が有名ですが、
この熊野神社も無形文化財に指定されるなど、
その規模では穂高神社に負けていない迫力を誇っています。

毎年、稲穂の実る田んぼのなかを引かれる御船の姿が
ガイドマップの表紙に採用されたりしているのですが、
近年はその“絵になる”水田が減反などの事情によって稲作が行われておらず、
かわりに水を張って「水鏡」に映る御船の姿を楽しめるようになっています。

これはこれで画的には悪くないのですが、
五穀豊穣を願う御神事でもありますし、
やはり稲穂のたわわに実るなかを引かれる御船の姿というのが
いちばんかなという印象で、ちょっと寂しい感じかなと。

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