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松川村大北第二米穀倉庫の内部見学をしてきた [マチヅクリ]

いきなりこのブログに入って来られた方は、まずは先月のエントリー記事をご参照ください。
6月20日「松川村で大北農協第二倉庫を見学してみた 」

その後の話ですが、今日は倉庫内部の見学が出来るというわけで、訪ねてきました。
松川村役場の方から建物の概要など解説をいただいて、現状で抱えている問題点を話し合い。

まあ話し合いというほどたいしたものでなくて、倉庫を見学してみた感想というか、
問題点はさっくりいえば耐震補強と今後の活用方法の二点なので、
自分を含めて今日見学した仲間と思うところをさっくり語ってみたという程度なのですが。

耐震補強については村の予算の問題でもあるので簡単な話ではないですが、
それでもやり方はいろいろ考えられると思うし、後利用の内容にも左右される面があると思うので、
建物を実際に活用していくために必要な最低限の補強からまずスタートして、
活用方法に準じて臨機応変な対処が取れればいいのにと思う次第。
公共施設という点から、走りながら考えるっていうのが実際やり辛いんでしょうけどね。

今後の活用方法については、それこそアイデアはいくらでもあるわけで、
すぐにテーマを絞って方向性を示さずとも、窓口を広げて柔軟に対応していけばいいと思う。
今日参加した数人の意見だけでもけっこうアイデアが出たし、文殊の知恵は沸いて出てくるはず。

少なくとも、まずは建物を後世に残すということがなにより大切な作業かと。
その点、村としても保存活用の方向に動いているのは良き事かなと感じていますが、
「価値があるから残すというのでなく、残してこそ価値が出るという発想」。
今日一緒に出向いたメンバーがそんなようなことを話してましたが、本当にそうですね。
現在ではなく、この建物が残されることによって将来どれだけの価値があるかという認識、
そしていかに付加価値をつけて行けるかという今後の構想の練り上げ。

早々に耐震補強に一定の方向性と目途をつけて、この建物がマチの宝なんだという認識と、
宝物をみんなで活かしていこうという地域の繋がりが出来ていくことを願ってやみません。
2011.7.21.松川倉庫見学1.JPG
(いまも消えずに残る米穀倉庫の文字。地域の近代史ですね。)
2011.7.21.松川倉庫見学2.JPG
(いま防災公園になっている空地に同じ建物があと2棟建っていたそうです。
老朽化でその2棟は残念ながら解体したのですが、今も残っていたら壮観だったでしょうね。)
2011.7.21.松川倉庫見学3.JPG
2011.7.21.松川倉庫見学4.JPG
(内部壁と天井は断熱材を吹付けていますが、一部は漆喰壁が当時のまま。
壁や天井など状態は見たところ良好に思います。)
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