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動物の話題 [雑感]

今日は景観計画の委員会があったのですが、
それについてはまた次回エントリーするとして。
今回は新聞に載っていた動物関連の話題を2件ばかし。

安曇野市内の空き家敷地内に昨年末から綱でつながれ放置されている
犬のラブラドール×2匹が居て、発見した近所の人が餌や水を与えつつ
飼い主が戻るのを待っている…という内容の記事が先日の市民タイムスに
掲載されていたのですが、そのワンコたちが県松本保健所の公示を経て、
引取りを希望した人のもとへ引き取られることになったとのことで、
その報道記事が今朝の同紙に載っていました。

最初の記事を読んでいい引き受け先が現れないかと
気になっていたのですが、まずは何よりということでホッとしています。
記事によれば2匹ともしつけはされている様子とのことで、
放置した人もそれなりにこの子達を育ててはいたのでしょうが、
それにしても……。
まさか“放置ではなく一時的に繋いであっただけ”なんて
いまさらな話にはならないと思いますが、この類の捨て犬は
けっこう後を絶たないとも聞きます。どういう事情があるにせよ、
最後に捨てるなどという行為だけは絶対にやめてほしいものです。

もう一件の記事、今度はキツネの話。
同じく今朝の市民タイムスの記事ですが、松本市内の民家の庭で、
足に“とらばさみ”がかかったキツネが発見されたとのこと。
とらばさみは年配の方はご存知だと思いますが、狩猟用のわなで、
記事によれば一昨年の法改正で使用は禁止となったらしく。
記事にはとらばさみに足を挟まれたキツネの写真も掲載され、
痛々しい姿を見せています。

もちろん、このキツネは蛍が餌付けしようとしていたキツネではなく、
笠松の杵次じいさんが孫の正吉のためにキツネの毛皮でチョッキを
作ってやろうと仕掛けておいたワナに引っ掛かったわけでもなく、
だから「ルールルルルーーー」と呼んでも近づいて来たりはしません。
(↑なに言ってるのかすぐ分かったあなたは間違いなく北の国からフリークです。)
(↑訳分からん人は、北の国から第12話を観て理解してください。)

で、件のキツネはわなを外してあげようとしたところ、
とらばさみをつけたまま逃げ去ってしまったらしくて、
その後の状態が気になるところですが、そのままでは獲物もとれないので、
足が腐って切れるのをまつか、自分の足を食いちぎるかするらしいと、
中川の兄さんが解説してくれていました。
(↑中川って誰よ?って思う人は北の国から第12話を観……(ry)

それにしても、現在でも“とらばさみ”が使用されているとは、
狩猟とかそっち方面の事情を知らない者としては少々驚きでしたが、
前述の北の国からでは野生動物に餌を与えるという行為の是非が
作中で論じられたりして、30年前に作られたテレビドラマながらも
現在の(野生の)動物と人間(社会)との関わりあいかたなど
考えさせられる部分が多かったりします。
とくに安曇野市では最近になって野生の白鳥に対する餌付け問題が
話題になったりもしていることもあり、ワンコたちの問題も含めて
動物にとって人間とはなんなのだろうと考えさせられたりしますね。

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コメント 2

自遊人

委員会お疲れさまでした。
雪は湿って重かったこともあって道路はかかなくてすみそう。

トラバサミはまだ使われているのですね。山菜やきのこ採りの人間がかかったらとか子供が触れたらと思うとぞっとしますね。

犬を置いていった人は飼えない場所に引っ越したのでしょうか。役所や近所の人に相談できなかったのでしょうかね。そのワンコだって以前は家族の一員だったのに置いて行かれて寂しかっさたことでしょう。

森や林を残した時、自然の美しさと同時に野生動物との接し方(鳥の住処でうるさいとか動物の餌場となる危険)も改めて考えさせられてしまいます。
それが自然なんだといってしまえば簡単ですが、実害があるとそうも言ってられません。
by 自遊人 (2009-01-22 06:58) 

のぶさん

>自遊人さん
こんにちは。
昔、人口も少なく町も小さかった時代には、なにをせずとも
人間社会と野生とのバランスが上手く保たれていたのでしょうね。
今では考えられないようなシンプルな付き合いが
人の世界と動物界との間にはあったのではないかと。
世の中なんでもかんでも複雑になり過ぎていると実感する
今日この頃です。
by のぶさん (2009-01-22 15:15) 

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